若者採用に関して
人物本位の採用のために、歩み寄りを!
フリーターでは社会人としての基礎スキルが身につかず、採用しても戦力にならないと考えられがちです。しかし、最初から社会人経験のある人なんていません。誰から学ぶこともなく、そして試行錯誤することなくスキルを身につけている人もいません。そんな視点に立ったとき、フリーターや無業者が増加する理由は、決して彼らだけにあるとは言い切れないのです。
JOBカフェOSAKAを訪れる若者は、「社会人」という未知の世界へ向けて一歩を踏み出した人たち。不安もあるでしょう。でも、それを乗り越えようと勇気をふりしぼっているのです。そんな彼らに、ほんの少し歩み寄ってみてください。不器用さと緊張とで、上手に自分を表現できない人がいるかもしれません。
でも、イメージや人から伝え聞いた話ではなく、あなた自身の耳で若者の声を聞き、あなた自身の目でじっくりと彼らの姿を見つめてください。そこには、可能性に満ちた人材との出会いが待っているはずです。「落とす採用」ではなく、人物本位での「見出す採用」が必要なのです。
若年未経験者採用のメリット
未経験だからこそ、いいのです!
若年未経験者採用が解決する企業の課題とは?
企業経営を存続・発展させていくための課題は多種多様です。それらの課題に対して、若年未経験者採用が解決策となっている場合があります。いくつかの事例を通し、その実際の場面を見てみましょう。
まずは従業員数9名の繊維卸会社の例。
ベテラン社員の退職にともなう30年ぶりとなる採用活動を、「若年未経験者」を採用することでみごとに成功させました。採用した人材は、未経験者ならではの柔軟さのおかげで業務をみるみる吸収。蓄積されたノウハウをすぐに受け継ぐことができ、早くから仕事を任せることができました。また、新たな視点で顧客と接した結果、客層が若返るという、企業の競争力強化へも効果をもたらしたといいます。
次に、従業員数25名のリース会社の場合。
この会社では、既存の社員に好影響をもたらしました。教育担当となった社員が自身の仕事ぶりを見つめ直し、レベルアップすることができたのです。
これらの企業に限らず、若年未経験者採用を行った企業の多くで、採用した人材は戦力として活躍しています。これは、中小企業にとって悩みの種である人材育成という課題を解決し、「強い企業」へのステップを踏み出したことにほかなりません。 若年未経験者採用は戦略的に行うことが重要です。
ここで注意しておきたいのが、若年未経験者採用を行うにはしっかりとした戦略を持っておくことが大切だということです。ここで言う戦略とは、「準備」と言い換えてもいいかもしれません。未経験者を採用するのですから、教育係をつけることが不可欠です。この際、「誰が教育係に適しているか」という適性を考えておくことも重要でしょう。
また、「いつまでに、どんな仕事を任せたいのか」という道筋を考えておくことで教育がスムーズになり、若手社員の戦力化を早めます。これは、会社にとっても、若者にとっても重要なポイントといえるでしょう。
さらに、自社をしっかりと理解してもらうために、業界のことや仕事内容、社風などについて整理して伝える方法を考えること、「そもそも、なぜ採用を行うのか?どんな人材がほしいのか」という原点に立ち返っておくことも有益です。ビジネスと同じく、優れた戦略は採用とその後の育成のカギを握っているのです。
私たちが考える若年未経験者採用のメリットとは、次の5つに集約されます。この考えに基づき、若者と企業の幸せな出会いをお手伝いしているのです。
若年未経験者採用のメリット
- 新たな視点が導入できる
- 自社文化の浸透が容易にできる(教育効果が高い)
- 周囲に対して好影響を与える(周囲が成長し、また働く意欲につながる)
- 企業の人材育成力が強化される(企業競争力がつく)
- 現状では、新卒・経験者より、比較的採用難易度が低く、しかもすぐに就業が可能である

